【食べてみた】サッポロ一番 名店の味 純連(サンヨー食品)
9月4日にサンヨー食品から、「サッポロ一番 名店の味 純連」が発売されました。
純連と言えば、知る人ぞ知る札幌味噌ラーメンの有名店であり、同じく札幌の名店である「すみれ」と同じルーツを持つことなどでも有名です。
「スープにとことんこだわった」ということで、有名店の味がカップ麺としてどのように表現されているのか、ワクワクしながら食べてみました。
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塩分が高い。。
「おおっ、塩分が高い!」
いきなりですが、成分表示表を見た第一印象です。
今回の純連は、1食123g(麺量70g)で、総カロリーは429kcal、食塩相当量は7.1gです。
日清カップヌードルの通常サイズが、麺量が65gで353kcal、食塩相当量が4.8gということを考えると、やはり少し塩分が高いのが気になりますね。。
中には「あといれ液体スープ(味噌ペースト)」、「あといれ特製調味油(ラー油)」、「かやく」の3包が入っています。
麺はノンフライの縮れ麺です。札幌ラーメンの王道を行く名店の名を冠してあるだけあり、きっちりと札幌ラーメンらしい綺麗な黄色の麺です。
かやくは、鶏と豚の味付肉そぼろ、メンマ、ネギです。かやくの量はあまり多くはありません。
お湯を注いで5分待ちます。
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麺を戻したら、あといれ液体スープと調味油を入れます。写真では、手前が液体スープの味噌ペースト、奥にラー油状の特製調味油が入っています。
スープ類をよく溶かして、いざ実食です。
ハイクオリティ札幌味噌ラーメン!
麺
麺はこのラーメンの主人公と言える高い出来栄えです。絶妙の縮れ具合にスープがよく絡み、スープの深い味わいを一口一口しっかりと届けてくれます。
また、さすがはノンフライ麺のしっかりとした歯ごたえと喉越しの良さもあり、トータルとして高いクオリティの麺に仕上がっていると言えます。
具材
先述のとおり、具材の量はあまり多くありません。しかしながら、味付肉そぼろはふっくらとしていながら噛むとしっかりと肉らしい味が口に広がり、良い味のアクセントになっています。欲を言えば、メンマにもう少し厚みがあれば食感もよりよかったかなと思います。
スープ
このカップ麺の一押しポイントでもあるのが、「とことんこだわった」スープです。
純連の名前を冠し、さらにスープにとことんこだわったと大きく謳い、それだけでかなりスープの味のハードルが上がっているように感じますが、実際に飲んで見た感想は、これぞ札幌味噌ラーメンという、濃厚で豊かな香りのするド真ん中の味でした。スープに調味油のピリッとした辛さが加わることで、炒め味噌の芳醇な味わいが一層引き立っています。
最初に心配していた塩分相当量の多さは、濃厚な味噌スープを作る上ではある程度仕方のないことかもしれません。味噌ペーストがこれほどしっかりしていなければ、おそらく水っぽくシャバシャバとしたラーメンになってしまうのではないかと思います。そのあたりのことを考えると、コクのある絶妙なスープを最後まで楽しみたい気持ちを少し抑えて、もったいないのですが、スープを最後まで飲み干すことは控え、相性の良い麺との味わいを楽しむのがこの一杯ではちょうど良いかもしれません。
総評
クオリティの高い札幌ラーメンらしい黄色縮れ麺、味噌のコクが存分に引き出された濃厚な味噌スープ、そこに文字通り良いスパイスを加えてくれるピリ辛調味油と味付肉そぼろなど、全体として、味噌ラーメンとして良くまとまった仕上がりになっていると思います。
純連という超有名店の看板をかけているだけに、その再現性の点では難しい部分もあると思いますが、一杯のカップ味噌ラーメンとして、上々の出来ではないかと思います。味噌ラーメン好きは一度食べておいて損はないと言える、一品です。
ご注文はコチラ→サッポロ一番 名店の味 純連 札幌濃厚みそ 123g×12個
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