【食べてみた】本格派博多ラーメン!地域の名店シリーズ だるま(明星&セブン)
先日食べてみたレポートをした「一風堂 赤丸新味 博多とんこつ」などと並び、セブンイレブンのカップ麺の定番ロングセラーとなっているのが「地域の名店 だるま」です。
様々なサイトで軒並み高い評価を受けていることは知っていたので、正直今更レビューを書くのもな..と思いつつ、やはりカップ麺の王道ということで満を持しての食べてみたレポートです!
「京都 新福菜館本店」と同様、販売地域は近畿以西となっていますが、こちらも有能な札幌市内のセブンイレブンで購入することができました!(都内でも見たことありますが)
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ロングセラーの名店の味
「博多だるま」は、福岡を中心に長年愛されている博多ラーメンを代表する有名店の一つです。そんなまさしく"地域の名店"の味を明星とセブンプレミアムがカップ麺として作り出しました。
最初に発売されたのが2007年、その後2014年にリニューアルされたということで、味の変化には賛否があるようです。とはいえ、実に10年近くも受け継がれてきているというのはスゴイの一言!
クオリティの高い麺と具材
麺は博多ラーメンらしいストレートの細麺です。フタを開けると見える、うねるような細麺が美しいです。
湯戻し時間は2分間と比較的短めに設定されていますが、博多ラーメンらしい麺の食感を楽しむためにお好みでさらに短めに調整しても良さそうです。
中身は、かやく・あとのせかやく・液体スープです。かやくにはチャーシューが2枚とたっぷりのきくらげ、あとのせかやくにはこれまた大量の乾燥ネギが入っています。
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脂・塩・カロリーは高め
一食の内容量は149g、麺量は75gで、一般的なカップ麺とあまり変わりません。
しかし、この麺の驚くべきスペックは脂質37.5g、食塩相当量9.1g、カロリー649kcalというところです。「京都 新福菜館」よりは若干塩分が少ないですが、それでもかなりのヘビー級です。。
(ちなみに、一般的な通常サイズのカップラーメンの場合、カロリーは約300~400kcal程度、食塩相当量が5~6g程度の物が多い)
本格派の博多ラーメン!
お湯を入れて2分手前でフタを開け、液体スープを溶かしてよく混ぜ合わせて完成です!
具材
あとのせかやくの乾燥ネギは戻すと量が一層増え、ラーメンに鮮やかな彩りを添えてくれます。チャーシューも2枚あるので見栄え的にも豪華な感じです。
スープ
このラーメンの最大の特徴と言えるのが、これまでどのカップラーメンでも感じたことのない、本物の豚骨スープの強い香りです。豚骨スープと多めの背脂から漂う香りは、豚骨ラーメンの店でしか嗅ぐことのない香りなので、どうしたらここまで再現できたのか(むしろ他のカップ麺ではなぜ再現されていないのか)と思うほどです。
一方で、スープを飲んでみるとそこまで強烈に豚骨という感じはしません。このあたりは好みが分かれるのかもしれませんが、スープの味自体は豚骨のコクと味わいがしっかりとありながらそこまでクセが強くないので飲みやすいと思います。
ただ先述のとおり、このスープは塩分がちと多いので飲み干さない方がいいかもしれないですね。
麺
今回じょいえもんが一番感動したのが、この麺でした。
今までに本場博多で何度かラーメンを食したことがありますが、うんうん、この麺だったよな!と感じるほどの本物の博多ラーメンにかなり近い麺がカップ麺で再現されているのには脱帽しました。
茹で時間を短くした時のあの独特の粉っぽさや麺自体の味わいなど、どこを取ってもカップ麺の細麺の中ではトップレベルだと思います。
食べてみた感想
すでにいろいろなところで評価が高いのも納得。これだけ個性があって、カップ麺とは思えないクオリティで本物の博多ラーメンを作り出している商品は他にはないと思います。
豚骨スープの香りは、正直人によっては臭いと感じるかもしれません。ただそれほどまでの徹底した本物志向で、スープ・麺・具材のすべてが高いクオリティで作られているからこそ、名店だるまの名を冠することが許されているのではないかと思います。
カロリーや塩分が少し高いのであまり頻繁には食べられませんが、カップラーメンで本格的な博多ラーメンの味を探している人には、間違いなくこれをオススメしたいと思います。
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