【食べてみた】タイの蟹カレーという新境地!カップヌードル プーパッポンカレー ビッグ(日清食品)
6月20日に発売されるやいなや注目集まりまくりのカップヌードルの新商品がこちら、「カップヌードル プーパッポンカレー ビッグ」です。
じょいえもんでは、過去にカップヌードルズのシンガポール風ラクサとトムヤムクンヌードルを絶賛してきました。今回も東南アジアのエスニックな香りがプンプンする新味に胸が高鳴ります!
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タイの蟹を卵でとじたカレー
パッケージの絵柄は「プーパッポン」の文字の半濁点「 ゜」がカニの目のようになっていて、CURRYの文字からハサミが飛び出しているという何とも遊び心のあるものになっています。
フタの上には仕上げオイルが。パッケージのオレンジとこの青い袋も何となくアジアっぽいと雰囲気を漂わせております。
プーパッポンカレーとは?
はい、まずはここから。プーパッポンカレーとは何でしょうか?
あまり聞きなれない名前なので、そこはちゃんと裏側に説明が書かれています。
「蟹と香味野菜の風味を卵がまろやかに包み込む甘辛カレー」とのこと。この料理についてタイの観光情報サイトなどでもう少し詳しく調べてみると、「Poo 」は"カニ"、「Pad」は"炒める"、 「Pong Curry」は"カレー"のことで、タイのシーフードカレーを代表する料理なのだそうです。本場ではカニが甲羅付きで丸まま入っているものもあるそうで、これはぜひ一度タイに行って食べてみたいです。
カロリーなどですが、カップヌードル ビッグの商品ということもあって、全体的に値は少し高めになっています。1食105g(麺量80g)あたりのカロリーは491kcal、脂質は22.1gで食塩相当量は6.1gです。
溢れ出すカレーの香り
フタを開ける前、外装のフィルムを剥がした段階でもうすでにカレーの香りが漂ってきます。
中には甘辛カレーの素になる粉末スープとかやくが入っています。かやくには、卵、魚肉練り製品、レッドベルペパー(赤パプリカのこと)、ねぎが入っています。カニの存在をカニかまで表現してくるところが日本のカップ麺らしいですね。
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すっきりとした柔らかな辛さ
熱湯3分で完成です。とろみのついたスープの中でカレーの素がダマになってしまわないよう、下からよくかき混ぜてあげるのがいいかと思います。カレーのいい香りが立ち上っています。
スープ
スープはシーフードカレーらしいさっぱりとした口当たりです。甘辛カレーと謳っているとおり、そこまで辛くはありません。また、日本のカレーの味をベースにしたカレーヌードルとは一味違った、東南アジアのエスニックなカレーの風味に仕上がっています。
一方で、この料理の主人公であるカニの風味はスープ中にあまり感じられませんでした。甲殻類のビスクのような味わいとまではいかなくとも、もう少しカニの味や香りが溶け込んでいるように感じられると、一層美味しさが増したかもしれません。
麺
改めて言うまでもなく、カップヌードル独特の麺です。とろみのついたスープとしっかり絡まり合っていて最後までスープの風味を逃すことなく味わうことができました。
具材
一番存在感があるのはやはりゴロッと入っているカニかまです。あまりカップ麺で食べたことはなかったですが、そこそこあっていると思います。卵は半熟の感じで、実際の料理でカニを包んでいる感じが出ていると思います。卵は口当たりも良くスープにもあっていました。
総評
この商品を見るまでプーパッポンカレーという料理を知らなかったので、今回は先入観なく純粋に一つのカップ麺として食べました。この商品はプーパッポンカレーをカップヌードル流のアレンジでカップ麺にしたと書かれていますが、元の料理の味に関わらず、これで一つのカップ麺として良くまとまった味わいになっていると思います。
ただじょいえもん的には、これまでのラクサ、トムヤムクンというカップヌードルズシリーズと比べると正直いまひとつハマらない感じもしました。その理由としてはやはり、書いてあるほどカニの風味が全体を通して強くなかったことが挙げられます。ラクサのココナッツ感、トムヤムクンの他にはない辛さ、そういう分かりやすい個性となるべきカニの風味という部分の主張がちょっと弱かったような気がします。
食べる前から少しハードルが上がってしまっていた気もしますが、新たな味を切り開いたカップ麺として、他にはなかなかない味わいを楽しむことができたのは大きな収穫になりました。
Amazon→日清食品 カップヌードル プーパッポンカレー ビッグ 126g×12個
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